診断・計画/コンサルティング
診断・計画業務
建築物の長寿命化を実現するためには、定期的な診断と適切な計画が欠かせません。
株式会社OLAS・HANDは、ただ劣化状態を報告するのではなく、専門的な視点から「なぜその不具合が起きているのか」「今後どのようなリスクがあるのか」を徹底的に分析いたします。
設備診断は人の健康診断と同じです。臓器はポンプなどの機器類、血管は配管と考えるとイメージしやすいかもしれません。人と同じで、外からの見た目では異常はほとんど分かりません。
だからこそ、定期的に診断を行い、現在の状態を把握することが大切です。現在の状態を把握することで、今本当に修繕が必要な箇所が分かります。株式会社OLAS・HANDでは、以下の方法で診断を行っております。
【診断方法】
- 目視、触診診断
- X線透過試験
- 超音波肉厚測定
- 内視鏡調査
- 抜管調査
私たちの診断・計画業務は、お客様と建築物の長期的な関係を築く基礎となります。丁寧な説明と的確な提案により、お客様との信頼関係を深め、共に建築物の未来を創造してまいります。
内視鏡調査
見えない部分を「見える化」する内視鏡調査
内視鏡調査では、配管内部を内視鏡にて観察し、サビや汚れの付着状況・閉塞状況を確認します。
建築物内部の劣化や異常は、目に見えない部分に潜んでいることが多く、放置すると大きなトラブルにつながりかねません。
内視鏡調査には非常に小さいカメラを使用するため、建物に負担をかけることなく精密な診断が可能です。
抜管調査
抜管調査で建物の“今”を正確に把握
抜管調査は、建物の配管内部の劣化状態を確認するために必要な調査手法です。
実際に使用している配管を抜管採取し、2つ割り加工をします。
片方は錆の付着状況を確認し、もう片方は酸洗い処理を行ったのち、減肉状況を確認します。目に見えない部分だからこそ、正確な調査が建物の安全性や寿命を左右します。この抜管調査を通じて、劣化の程度や原因を特定し、適切な改修工事の提案に役立てることで、建物全体の健康状態を最適に保てるのです。
X線透過試験
X線で管内の状態をくまなく確認
配管に対しX線を透過させる事で、配管内部の状況をフィルムに写します。
写し出された濃淡差から配管の減肉状況・錆の付着状況を確認します。
非破壊検査となりますので、断水や規制を設けることなく調査ができます。
超音波肉厚測定
超音波の力で配管の肉厚を測定
配管表面から超音波を当て反射時間の差から配管の肉厚を測定します。
実際の肉厚を数値で見る事ができますので、具体的で詳細な調査ができます。
またこちらも非破壊検査ですので、断水や規制を設けることなく調査ができます。
コンサルティング業務
建築物のトータルサポートする
コンサルティングサービス
建築物の維持や管理には、計画的で長期的な視点が欠かせません。
株式会社OLAS・HANDでは、お客様が抱えるさまざまな課題に対し、プロフェッショナルな視点からアドバイスを行うコンサルティング業務を提供しています。
コンサルティング業務では、診断結果を基に優先順位を考慮し、修繕計画を立てさせていただきます。そうすることで、建築物を長寿命化させることが出来るだけでなく、無駄な修繕を減らせるのです。
株式会社OLAS・HANDのコンサルティング業務の特徴は、“提案力”にあります。技術的な面だけでなく、コストや工期、法規制対応、環境配慮など、多岐にわたる要素を考慮した提案を行います。
さらに、改修工事後の維持管理計画まで含めた長期的なビジョンを提示することで、建築物の長寿命化を実現します。株式会社OLAS・HANDのコンサルティング業務は、お客様と建築物の絆を深めるためのパートナーシップです。専門知識と提案力を駆使し、お客様の大切な建築物をお守りします。